ジャパニーズフードで欠かせない「和菓子」
日々に疲れたとき。
誰かにプレゼントしたいとき。
旅先でのお土産に。
日本人なら誰しもが食べたことのある和菓子は日本人のソウルフードです。
そして「和」と言えば……、そう、京都 !

↑こんなフレーズがお馴染みですよね。京都は和菓子や抹茶の本場です。

どこのお店がいいか分からない……
その通りなんです。
実際、京都は数えきれないくらいの和菓子屋さんがあって、おススメしたくてもしきれないくらい美味しい和菓子屋さんばっかりなんです。
そこでこのワタクシ、和菓子屋販売3年勤めた筆者が、声を大にしておススメしたい京和菓子老舗4選!を紹介していきます!
- 和菓子が好きでたまらない人
- 京都で美味しい和菓子を探したい人
- 和菓子が苦手だけど克服してみたいと思っている人
- 和菓子が好きな人宛に何をプレゼントしようか悩んでいる人
目次 Contents
和菓子好きにはたまらない!京都の和菓子老舗4選!

京都の和菓子屋さんをご紹介するにあたり、どこの老舗をご紹介するか大変悩みました!
だって、どこのお店も、すごくおいしい和菓子を作られているから!!
その中でも、筆者が特にお勧めしたい老舗をこれからご紹介していきます!
和菓子が大好きでたまらないアナタも、和菓子嫌いを克服しようと思っているアナタも、見逃せない!!
- 「柚子餅」お遣い物に!「鶴屋吉信」:有名な代表銘菓「柚餅」は、お遣い物(贈答品)に持っていったら間違いなし!
- 「羊羹」と言えば!「とらや」:筆者の一番のおススメ味は「黒豆黄な粉」。
- 「豆餅」の代表格!「出町ふたば」:「出町ふたば」さんといえば、誰もが知る「名代豆餅」。
- 「あんこ」が更に上品に!?「亀谷良長」:代表銘菓「烏羽玉」(うばだま)はまさに芸術作品!
1、「柚子餅」お遣い物に!「鶴屋吉信」
筆者が胸を張っておススメする「鶴屋吉信」(つるやよしのぶ)さん!
ここは京都で一番お遣い物に使われているといっても過言ではないんじゃないかというくらい、京都を代表する人気の和菓子老舗です。
中でも有名な代表銘菓「柚餅」は、お遣い物(贈答品)に持っていったら間違いなし!
気難しい京都人でも

(↑褒めてます(笑))
と、どれだけ悪いご機嫌も、すっかり直るくらいの威力を放つ一品です!
子どもから大人まで口にひとつ含めば、ふわりと柚子の香りが舌の上でしっとりなじみ、おもわず「mmm…ぅんまぃ…」とうなりを上げてしまいます。
京都の和菓子通では必ずしも知っている「柚餅」ですが、読み方は「ゆうもち」って言うんです。
もう声に挙げるだけで上品じゃないですか。
更に、筆者がおススメしたいのはこのお店の「上生菓子」!
上生菓子とは、主にお茶席に使われている和菓子で、季節の移ろいがデザインされた、和菓子の芸術の塊です!
職人さん一人一人の手で、頭でデザインされた至高の和菓子と言えます!
京都にはたくさん職人さんがいらっしゃって、ひとりひとりの手で編み出される上生菓子ですが、ここの鶴屋吉信さんの上生菓子は「上品」の塊!!
繊細で、美しいんです!
更に本店では、職人さんが目の前で上生菓子を作ってくれるお茶席もあるので、是非立ち寄ってみてください!
ちなみに筆者は鶴屋吉信さんの回し者ではありません!(笑)
2、「羊羹」と言えば!「とらや」

はい違います!
京都発祥の京都老舗和菓子屋さんです!
よく東京の老舗と勘違いされる和菓子屋さんですが、実は京都の名店。
こちらも、「御持たせ」や「お土産」に持っていけば間違いなしの名店!
中でも人気高い小型羊羹は、色々な味を楽しむことができます。
季節によって限定味の羊羹が出ますが、バレンタインの季節には「ラムレーズン羊羹」なんて出るんですよ♪
筆者の一番のおススメ味は「黒豆黄な粉」です!
あ、「はちみつ」も捨てがたいな!
小型羊羹だと、様々な味を詰めた詰め合わせ箱もあるので、貰った方は「何にしようかな~」って悩んじゃうんですよね!
渡す方も渡す方で、箱買いついでに、自分も買ってしまうほどの手軽さと美味しさ♪
京都で羊羹といえば、「とらや」さん!
本店ではお茶席もありますよ!
是非立ち寄ってみてください♪
3、「豆餅」の代表格!「出町ふたば」
京都で「豆餅食べたい~」と言えば、「出町ふたば」さん!
実は、和菓子屋さんって、色んな分家があって、そのルーツは様々あるので「ふたば」さんといっても、いろーんな「ふたば」さんがあるんですよね。
その中で、「出町ふたば」さんといえば、誰もが知る「名代豆餅」。
ここの「名代豆餅」は、もう……頬が落ちそうなほど、お、美味しいんです……!!
「ふたば」さんの「名代豆餅」を食べたら、よくコンビニに置かれている某パンメーカーが作られている「豆餅」はもう食べられません……。
それほど虜になってしまう美味しさが備わっています。
お店に行くと、店員さんが素早く対応してくださるので回転率はとても良いのですが、回転率の良さに地元の人も昼休憩とかに立ち寄ったりするので、すごい行列ができます。
「なんだこの行列は!!」驚かないように、時間に余裕をもって行くといいでしょう。
ちなみに、百貨店にも出品されていますが、人気すぎて売り切れることが多いので気を付けてくださいね♪
「出町ふたば」さんの「名代豆餅」は、朝生菓子といって、その日中の日持ちになります!
夏に買って、長時間暑いところに置いていたら傷みやすくなるので
美味しいうちに召し上がってください!
筆者も車中に暫く置いていたので、少しやばいことになりかけた経験者です……
4、「あんこ」が更に上品に!?「亀谷良長」
京都人のご年配の方なら馴染みのある「亀屋良長」の代表銘菓「烏羽玉」(うばだま)。
漆黒にあつらえられ、てっぺんにケシの実がかかった美しいその姿は、黒糖入りのあんこ玉です。
もう、これは「食べてみて」としか言えないほどの餡子の芸術。
餡子が中心の和菓子は数えきれないほどありますが、黒糖が含まれることによって更に餡子の美味しさが際立っている、「餡子がキライ」という人にこそお勧めしたい一品。
「餡子」の美味しさを、小さな一粒に最大限に込めた和菓子といえるんじゃないでしょうか。
6個入り450円と、自宅用としても手に入りやすい価格帯です。
本店に行くとお茶席もあり、なんと、「スライス羊羹」なんて斬新な商品もあります!
四条堀川という、比較的アクセス良い立地に本店を構えてられるので、そこもポイント高い点ですね♪
(↑何様(笑))
和菓子好きさんにおススメ「上生菓子」

是非、筆者がおススメしたい、和菓子があります。
それが「上生菓子」と謳われているお菓子です。
和菓子は本当に奥が深くて、一概に「あんこ」「お餅」…だけではありません。
分類が難しいと言われるほど種類はたくさんあり、作り方での分類や、用途での分類法もあるくらいです。
数ある和菓子の中でも、筆者が和菓子の最高峰だと思うものが「上生菓子」。
職人さんたちが腕をふるって日本の季節を彩る和菓子です。
日本には四季がありますが、その四季を、和菓子に込め、視覚的、味覚的に味わえるんです。
くちどけ滑らかで、おしとやかな見た目、甘み。
日本の誇れる「芸術」といえます。
日本国内では、どこでもその「芸術」は味わうことができます。
テレビでも「上生菓子」は紹介されていますが、中でも筆者は「京都」で作られている上生菓子推しです!
職人さんたちの手は人それぞれですが、やはり地域に溶け込んでいる風貌というものもあります。
筆者自身は他府県の上生菓子も好きですが、やっぱり京都で口にする上生菓子が一番♪って思います。
(京都人は京都が大好きとはまさにその通り笑)
京都へお越しの際は、是非、桜の下で、新緑の下で、紅葉絨毯の上で、凍てつく寒さの元で、ホッと一息つき、見上げると日本の素晴らしさに気が付ける、そんな素敵なひと時を味わってくださいね!
京都に来れないときは?
この世の中、前代未聞のことも起こります。
天地災害、ウイルス蔓延……


そういったときは、是非「通販(オンライン)」という手を使ってみてください!
昨今は通販で何でも手に入る時代。
そのお店が通販をしていなくても、百貨店が通販していることもあるので、是非調べてみてくださいね!
ちなみに、上生菓子や、朝生菓子(ふたばの豆餅)とかは、通販が不可のものが多いです!
ご注意くださいね☆
まとめ
▼京都のおススメ和菓子老舗4選!
- 「鶴屋吉信」>> 「柚餅」が最高!筆者のおススメは本店実施、職人による上生菓子実演販売お茶席!
- 「とらや」>> 羊羹といえばココ。季節限定や、ご当地限定羊羹も楽しめます。
- 「出町ふたば」>> 「名代豆餅」はみんなの頬をも落とす。行列なんて何のその!並んで手に入れてこそ是!
- 「亀屋良長」>> 漆黒の弾丸、と例えたくなるほどの、つやつや餡子を楽しめます!「鳥羽玉」ご賞味あれ!
▼すべての和菓子屋さんに共通する、一度は食べてみたい和菓子
- 上生菓子 >> まさに芸術。日本人の心と文化の象徴。できればお抹茶と共に。一度は食べてみて!
京都に行けなくても、京都の和菓子は、全国でも楽しめます。
オンライン!という便利な現代機能で!!!!
お取り寄せも活用してくださいね
めまぐるしく日々が過ぎ去る中で、甘味は最高の癒しですよね。
美しい日本の景色に沿った和菓子はアナタの心をきっと豊かにし、疲れた心を癒してくれます。
是非、あなたのお気に入りの和菓子屋さんを見つけて、楽しくて豊かな人生を送りましょ♪